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NAT/NAPT

NAT(Network Address Translation)や、NAPT(Network Address Port Translation)は、通信パケットに含まれるIPアドレスを別のIPアドレスに変換する(NAT)こと、または、IPアドレスとポート番号を別のIPアドレスとポート番号に変換する(NAPT)すること。これにより、異なるネットワークアドレス(例えば、家庭内ネットワークとインターネット)をもつネットワークを接続した際に正しく通信させたり、ネットワークの構成上IPアドレスの変換が必要なケースにおいて利用される。

NAT/NAPTの違い

NAT

IPアドレスの変換を1対1で行うため、変換元と同じ数の変換先IPアドレス数を必要とする。

NAPT

IPアドレスの変換が多対1で行うため、変換先IPアドレスが1つであっても、複数の変換元IPアドレスを扱うことができる。

執筆者
VAIO株式会社
開発本部 ITソリューションセンター/センター長
安藤 徹次
執筆者
VAIO株式会社
開発本部 ITソリューションセンター/チーフセキュリティエンジニア
瀧川 晶義

保有資格:情報処理安全確保支援士(登録番号:第018873号)

VAIOは、これまでVAIO事業の拠点としてきた長野県に本社を構え、経営・開発・製造一体で運営し ています。成熟期に入ったPC市場の中で、法人向けのビジネスを強化。20年以上PC開発で培った技術力とノウハウをもとに、ハイブリッドワーク時代は無視できないセキュリティの不安解決にも注力しています。このブログを通じて、法人の皆様のセキュリティ強化に役立つ情報を読みやすいコンテンツにまとめてお届けしていきます。

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