セキュリティ
DNSセキュリティ
インターネットにアクセスする際には、通常ドメイン名といったものを利用して行うことが多いが、実際の通信においてはIPアドレスを用いて行う。例えば、ブラウザを用いてsokowaku.com にアクセスするが、通信レベルでは、sokowaku.com=1.1.1.1の様にIPアドレスに変換して通信を行う。このsokowaku.com=1.1.1.1の変換を行うのがDNSである。つまり、このドメイン名からIPアドレスの変換が行えなければ、PCは宛先が不明のため通信ができない。DNSセキュリティはこの仕組みを利用し、安全を守るものである。PCがドメイン名でアクセスした、そのドメインが危険なドメインと判断した場合、通信に必要なIPアドレスを返さないことで、PCが危険なサイトへのアクセスをすることを防ぐ働きをする。IPアドレスベースでコントロール可能であるため、Webブラウザが利用する、httpやhttps以外の通信についてもブロックできることがメリット。昨今のテレワーク、ハイブリッドワークといった働き方の変化に対応し、インターネット上に設置されたSWGを経由してからWebサイトにアクセスすることで、PCがどこからアクセスしても安全に通信ができるようにする。