VAIO東京オフィスを移転、新しい働き方を提案するオフィスへ
『ソコワク』が提案する、新しいオフィスネットワークのありかた
VAIO株式会社は新しい働き方に積極的に取り組むため、2020年12月1日(火)より東京オフィスを移転いたしました。詳しくは、こちらのプレスリリースを参照ください。
新東京オフィスは、3つのコンセプト(Inspire、Thin、Showcase)に基づき、オフィス、ならびに働き方をデザインしています。
この3つのコンセプトのなかで、以下の2つの実現に『ソコワク』は利用されています。
- Thin
- 企業の拠点間専用ネットワークを引かないオフィス(回線費用を1/4以下に削減)
- Showcase
- 自社の次世代リモートアクセスサービス「ソコワク™」*を全面導入
この2つの実現に『ソコワク』が、どう活用利用されているのか、少し詳しく説明をさせていただきます。
多くの企業では、本社をピラミッドの頂点としたネットワーク構成が利用され、本社と各拠点間は、閉域IP網や Internet VPN を用いて接続するケースが多くあります。しかし、コロナウイルスの影響が出始めて以降、オフィスは全社員の出社を必須とする場ではなくなり、「働き方」が急速に変化しています。そのため、通信手段としては、拠点間専用ネットワークよりリモートアクセスサービスの重要性が増している企業も増えています。また、一般的に拠点間専用ネットワークのコストは高額であり、これに加えテレワーク人口の増加によるリモートアクセスサービスのコストが追加で発生し、「働き方」の変化によりネットワークコストは増加傾向にあります。VAIO株式会社も、まさしくこの課題に直面しました。
今年3月に感染症対策のため、東京オフィスの全社員がリモートワークとなり、リモートアクセスサービスの重要性が増しました。東京は、VPNサービスを導入していましたが、先に紹介したような課題に直面し、試験的にリリース準備を進めていた『ソコワク』を、まずは東京オフィスを利用する全社員に導入しました。そして、さらに一歩進んだ新しい働き方へのチャレンジのため、今回のオフィス移転で、ほぼ必要性のなくなっていた拠点間専用ネットワークを廃止し、一般的な光回線を用いたオフィス設計を実施できました。こうして、新たに追加する必要があった従来型VPNのライセンスを増加することなく『ソコワク』に移行した結果、新東京オフィスを維持するために必要なトータルネットワークコストは大幅に削減することができています。もちろん、ただコストカットだけではなく、社外での端末利用時も、ソコワクのもつ自動接続機能により安全を担保できるとともに、社内ネットワークに快適に接続できるようになったと、リモートアクセスする社員からは非常に好評ですし、IS部門の負担も激減しました。
これまでの東京オフィスと、新東京オフィスのネットワークがどう変わったのか、簡略化した絵でご説明します。
このように、段階的に移行し『ソコワク』により、コストダウンと高い利便性が両立できています。
しかし、ネットワークに詳しい方であれば、疑問になることがあるでしょう。このような構成では、新東京オフィスでは、ネットワークプリンターなどが使えないのではないか?という疑問を持たれるかと思います。しかし、『ソコワク』は、ローカルブレイクアウト機能を備えており、拠点サブネットにつながるデバイスを問題なく利用することが可能ですので、ネットワーク上のオフィス機器利用も問題なく行えます。
「働き方」が急速に変化する今、ネットワークのあり方を拠点中心ではなく、個人を中心としたネットワーク構成として最適化することで、ワークスタイルの変化と、コストダウンや利便性アップといった運用メリットを同時に実現してみませんか?
『ソコワク』を利用した拠点間専用ネットワークを代替えするユースケースにご興味がありましたら、問い合わせフォームから、または、sales@sokowaku.com まで、お気軽にお問い合わせください。